第4回関西&東海OFF

参加者は・・・東海・・kuroちゃんさん・とりさん・神楽さん・ラバジさん・kasyuu(私)
 関西・・T氏さん・大将さん・がっちゃんさん

天気予報が激しく変わるので、調整役のkuroちゃんさんは、大変そうでした・・・
でも、今日は天気も良くてフェーザーのオフ会になりました。
僕は雨のオフ会という機会はまだ無いのですが、どうなるのだろう・・・
 
  開催地は津でしたが、僕は愛知県の三重寄りに住んでおりますので、下道でツーリングしながら。
とりさんの青号と出発。
青号、最初に見た時よりもきれいに磨かれておりました。エンジンも塗装しなおされていて、なんか綺麗になってる。
うちのPちゃん(愛称です)は、最近、洗車をさぼり気味なので・・・
P「綺麗に化粧してもらっていいなあ・・・」
「うん・・・そのうち、耐熱ブラックを買ってきたら、ね。あと、耐熱パテと・・・」
P「でも、その前にメンテもしてくださいね」

そう、なんか漏れている。
うちのFZ250PHAZER、なんか漏れて、地面に染みを作っているのでした。

なんか、先日、オイルレベルセンサーのところに液体パッキンを塗りこんでから、
はっきりと漏れるようになった気がする。

P「だって、問題なのはオイルレベルセンサーじゃありませんもの」
「え・・・でも、その辺りにもオイルが散っていたし・・・」
P「そこだけじゃないのです。一度、きれいにしてください。それからオイル漏れ箇
所をはっきりとさせてください」
「ふえい・・・」
(ま、いちおう一番安いパーツクリーナーは買ってあるんだけどさ)

でも、いいのだ。
オイルが漏れているのは、今日に始まったことでは無いのだ。エンジンは調子よくレ
スポンスして澱みなくレブリミットまで吹け切るのだ。

まったく問題無い!(そんなわけなかろう・・・--;)
  オフ会は津ボート近くの海の家で貝とイカを食べて、しばし歓談。
ご家族連れが潮干狩りをする中、異質な雰囲気を醸し出しつつ海の家の中央付近に座を設けている一団・・・「このハマグリは、ここで獲れたものなんですかね?」
「さあ、潮干狩りって早朝に早朝に貝を撒いていたりするよね」
でも、うまいので良い。独特な海の雰囲気に浸りつつ・・・
その後、温泉施設に移動して、のんびり。でも、いつも話題の中心はフェーザーの事。「何処何処で、誰のオートバイが壊れた」という話。
だ〜れもフェーザーの良さなど語りません(^^;)
関西からいらした大将さんのフェーザーは、エンジン〜足回りまでFZRのパーツに
てチューンされたスペシャルなローレプ。
うちのPちゃん(いちおうローレプカラー)よりも、はっきり美しい塗装も、自家塗
装なんだとか。でも、故障もすごいのでした・・・
(まあ、一度もトラブルを起こしていないフェーザーなんて聞いたことないけどねぇ
・・・)高速道路をオイルを吹きながら走ったり・・・で、宿でオイルパンを外して修理したり。でも、そんなメンテが出来てしまうから、すごい・・・帰って来れなくなったりしな
いのでした(でも前回のオフの時のトラブルはやばかった、らしいです・・・)
ラバジさんのフェーザーは21yamaha.comの取材車両。メーカーオリジナルに近い程度の良い黒銀の車両でした。
でも、何故か後期型なのに前期型のキャブが付いていたり・・・
スロットルのサイドのところで分かるのです。そのあたり、とりさんは目敏い。1型と2型のニコイチになってしまっている、とりさんの青号なのでした。
kuroちゃんさんのリミテッドモデルは、おそろしくピカピカなまま。フルレストア車両なのだ。あれは、きっとメーカーを出た時よりも綺麗だ、きっと。多くのフェーザーは、テールライトが微妙に曲がって付いていたりするのだけど、あのリミテッドモデル、すごく正確に部品が取り付けてありました。
t氏のフェーザーは最初期の白地に黒いラインのバイク。フェーザーの最もメジャーなカラーリング。
(でも、最近は後期型の方ばかり雑誌なんかの画像には出てきます)オリジナルのフェーザーを大切に乗っていらっしゃいます。
それと、がっちゃんの新型CB400SFが一台・・・でも、CBは違った理由で、少し気になったり・・・
フェーザーも良いけれど、やっぱり新しいオートバイも気になるのでした。
さて、帰り道も下で。
なごりを惜しみつつ関西の方々と手を振り合って別れます。
kuroちゃんさんとラバジさんは高速道路へ。僕らは、のんびりルート。

神楽さんも加わって、3台のフェーザーで帰ります。
Pちゃんが道案内をしてくれますので、僕が先頭を走ります。調子良くトップ
7000rpm〜で走っていると・・・何故か二人、付いて来ない。

何故?

理由は意外なところに・・・
 
神楽さんのフェーザー、何故かZZRのような二本出しのマフラーなのでした。ノーマルの排気管が左右に出ている。
4into1のマフラーのはずなのに、4into1to2になっているのでした。自家溶接マフラー。
初めて気がついた時には、目を疑いました。あきらかにノーマルのマフラーなのに「左側」にも付いていた、のでした。
排気音は、ノーマルのそれに近い。
(マフラー、ノーマルなんだから、そうなんだろうけど)
途中、試乗会のような事をしてみて、はっきりと7000rpmのあたりに急激にトルクが無くなる回転数があることが、はっきりとわかりました。その上の回転数は、異常なほどに勇ましいのだけど・・・
つまり、ツーリングで快調に走る程度の速度域が「最も辛い」のでした。ヌケが良すぎるのかも・・・
暫定仕様、というかイベント仕様なのだそうなので、次回は違うエキゾーストになっ
ているかもしれませんが・・・

そんなわけで、のんびりペースで広域農道を中心に三重から愛知へツーリング。
そういうペースでは、うちのPちゃんにトラブルが起きる可能性があるので(20年
も経っていれば、同じ機種でも一台一台に弱点やクセがついているものです・・・)

「ハイオクを奢ってあげよう」
P「当然です。kasyuuさんばかりおいしいものを食べて温泉に浸かっていたりしては
割に合いませんもの」「・・・・」

ハイオクで機嫌を取ったのが良かったのか、Pちゃんは4、5000回転のツーリン
グもぐずらずに走ってくれました。いや、なんか全然、いい感じ。

のんびり走ると、景色がゆっくり見られるのです。
ハミングのようなフェーザーの排気音、のどかに広がる田舎の景色。遠くの山に映え
る青空・・・のんびりとツーリングするのって、こんなに気持ち、良かったっけ・・・
戦闘的なイメージのフェーザー、意外な一面を垣間見たオフ会でした。